「そうですよね。すんません。」
親は、まだ煙草をふかしている。
「あ!これは、だってもったいないし火星人の吸った後は、嫌でしょう。」
確かにそうだが何となく納得が行かなかった。
「まぁいいや。火星人って呼ぶと隣に俺が頭をおかしくなったのかと思われるから、門田さんって呼ぶよ。
隣けっこう壁が薄いから聞こえるからな。」
「違いますよ。私の名前は、ミリアリヤテコンカドタヨーヨーイングカドタですよ。」
「長いの分からないから門田が二度入ってるから門田でいいだろ。
息子は、門田の子でいいな。」
「息子は、ミリアリヤテコンカドタヨーヨーイングカドタカドタなんですけど。」
「門田が多いなじゃ息子は、息子って呼ぶよ。まぁ何でもいいだろ。」