次の日も朝から大忙し。

昨日のこともあってか、みんなやけに張り切っちゃってます。


マネジも「朝はこない」なんて言ってられなくなってしまいました。

「真里亜!これ頼む!」


「はいはい!」


「真里亜ちゃん!これ持って行って!」


「はいっ!」


「マリアンヌ~っ」


「はい~!」

「やおいに怒られた~」


「・・・・・・」


佐藤先輩はこの通り普通なんです。



ちなみに私は割とみなさんに遣われている感じ。

それでも手がたりなくて、猫の手もなんとかって感じなわけです。


おにぎりも一人2個までと、今までの倍の数を作ることになり作りながらみんなに食べてもらう感じになった。


そして、やっとのことで今日の仕事が済んだ。



「真里亜、帰るぞ。」

「うん、ちょっと待って。」


今日も裕樹が私と一緒に帰ってくれるみたい。

昨日は本当に疲れきってたみたいだったけど、今朝も今もすごく元気そう。


一晩ぐっすり寝たらしい。


「これからこの調子なのかな。毎日きつそう。」


「仕方ねぇよ。みんな本気なわけだし。」

「ですよね・・・。はぁ・・・。」


「でも、やりがいあっていいじゃん。俺はきつくても楽しいぜ。」


「こっちは大変で大変です。」

「おにぎりか。」


その通り。

やっとのことでおにぎりを作ることに慣れてきたけど、まだまだ不格好。


私将来大丈夫かな。