椅子とかないかな? 蛍はきょろきょろと部屋の中を見回した しかしそれらしい物は何ひとつない こんな時ルガさんやリネットさんがいてくれたら助かるのにと蛍はため息ついた その瞬間窓の近くでカタンと言う音が響いた 「誰だ?!」 驚いた蛍は窓の方を見た だが何もなければ誰もいない おかしいな?と思った蛍は恐る恐る窓の近くへ足を運んだ