「ここにいたんだ蛍?」

「あ、ファニーさん…」

パーティ会場の薄暗いベランダに出ていた蛍

「パーティつまらない?」

手すりに腕をつき頬杖をしながらファニーは蛍に尋ねた

「いえ!すっごい楽しいです…けど…」

「けど?」

きょとんとした表情で蛍を見たファニー