「・・・やめよーよ?」



「・・へ?」



「俺まで、つられるって////」







真っ赤な顔の陽。



二人して、



顔が真っ赤。







「ぷ 笑」



「っはー!?」



「ぷぷ 笑」



「なぜに笑う!?」



「だって耳まで真っ赤ーっ 笑」







久し振りに大声を出して笑った。



スッキリした。







「空ねーっ、あんた可愛すぎんのよっ!」



「誰だよ 笑」



「・・・まじて、可愛いから///」



「・・・うん。ありがと」







甘い甘い空気の中で



冷静を装う顔は



心と裏腹に。







「あ、アイスクリーム!」



「あ、ほんとだ」







話が変わった



気まずかった雰囲気を壊すように



元気に走り去った陽は



幼かった