そこに。 いた。 「やっと・・・見つけたぜ」 俊也は口角を限界まで上げて笑う。 王は振り向いた。 「少年・・・お前も殺してくれるわ!!」 王がそう叫ぶ瞬間か1秒あとくらいだった。 パァン!! 俊也は王をぶったたいた。 その音を聞きつけた王の部下がやってくる。 そして俺は無数の槍に囲まれることになった。 王はいらだった様子で告げた。 「死にたいようだな」