春樹さんからカップを受け取った私は隣に腰を下ろし、コーヒーを一口飲んでため息混じりで呟いた。
「お母さんによろしくお願いしますって頼まれちゃったな。彩のこと」
そう話す春樹さんの横顔は何だか嬉しそうだ。
「まさかお母さんがあんなこと言うなんて知らなかったから、私もちょっとびっくりしちゃいました///」
あれって…お母さん、春樹さんのこと認めてくれたって事だよね////
以前から春樹さんの事は度々話していたが、
実際面と向かってあんな事を言われると恥ずかしいような、くすぐったい。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…