こんな贅沢な瞬間、生まれて初めてかも。


「はぁっ…///」

舌先に銀色の糸を引きながら互いの唇が離れる。



「来年も再来年もずっと…ここで花火見よう」


互いにおでこをくっつけ合って呟く。

約束された未来に思わず目が潤む私。



「来年も再来年も、私…春樹さんの側にいてもいいんですか?」