あわあわしながら話す私に、春樹さんがクスッと口を緩める。 「おんぶしたぐらいで騒がしいヤツだな、お前さんは」 「ううっ…///」 そりゃ…騒がしくなっちゃうよ。 おんぶなんて小さい頃に親にしてくれた時以来だし、 それにそれに…!//// 春樹さんにおんぶされるなんて夢にも思わなかったら…。 周りの視線が痛いほど感じて、 私は顔を真っ赤にしながら春樹さんの首にぎゅっとしがみついた。