モグモグと食べながら、美味しいそうな表情をする春樹さん。


「やっぱり屋台の焼きそばってうめぇよなー」



とても幸せそうに頬張る姿に胸がキュンと締め付けられる。

いつも正直で真っ直ぐな春樹さん。


その裏表ない性格が私を心を掴んで離さないのだ。



「じゃ今度は俺が食わせてやるからな」

「えっ！？////」



私が持っていた箸を奪うと、
春樹さんは焼きそばを一掴みし私の口元へ運んでいた。