「侑壬さん、私が自己紹介する前から
何で私が翼の彼女だってわかったんですか?」

「黒ソファーですよ
あのソファーは特別ですから」



特別…



それって私も特別って思っちゃっていいのかな…



「あやか」


後ろから翼の声がして振り向いた