「あやか~、夕飯買ってきて~」

お母さんがノックもせずに入ってきた

「ノックくらいしてっていつも言ってるじゃん」


毎回毎回ノックもせずに入ってきて
私の財布を奪う


「うるさいわねぇ、ホラこれで買ってきて」

私の財布…


「それ私のお金じゃん」

パンッ…!!


音と同時に右頬に痛みがはしった…


「黙りな!誰のおかげで生きてると思ってんのよ
どうせあんたも私と一緒で捨てられたんだから!!」