お母さんも落ち着いてきて
一安心した時に未希にぃと瑠希にぃが
私を2階で話があると言って3人で
未希にぃの部屋に集まった


未希にぃの部屋は瑠希にぃの部屋よりも
綺麗だった

「綺麗だね、久しぶりに入ったよ」

白で統一って感じで、黒で統一の瑠希にぃ
とは真逆だ。

「必要なもの以外置きたくねぇ主義だよ」

 ………どんな主義ですか?



「まぁそんなんいいだろ。瑠希哉とあやか
はそこ座れ」


未希にぃに言われたとこに腰を下ろす


なんの話かなんてだいたい予想はつく


お父さんのことだ――――――――


未希にぃと瑠希にぃはいつも違う
真剣な眼差しで私に話し始めた


「親父のことだけど…
多分俺らの知ってるとこに居ると思う」

未希にぃと瑠希にぃの知ってるとこ…??