彼は仕事を

休むようになった。



ジョアンヌの部屋は



どんどん
汚れるようになった。




飼い主は
どんなに部屋を
汚されても


なんとも
思わなかったが、




ジョアンヌの健康を
考え、



休みがちになった

清掃員を辞めさせ、



新しい清掃員を


雇う事を考え始めた。




ジョアンヌと
目が合う。




ジョアンヌの頭を
一つ撫で、



「雇いましょうか…。」



そう呟くと、



ジョアンヌの部屋から



ゆっくりと



出て行った。