「結衣ちゃん、ちょっと来て」


拓真くんが私を庭へ手を引いていく



「どうしたの?拓真くん…」



「ちょっと、待ってて…」



そう言って庭に咲いてる四つ葉のクローバーで何かを作り始めた



「指だして?」



指?



私は指を素直に差しだした