娘にだけは
言っておきたかったけど
それも間に合わなかった。


きっと
この世で一番愛する人に
嫌われたままなんて
凄く後悔するんだろうけど


意識が鮮明になってきたのは
ついさっきだから
仕方ないね・・・


娘が、最初に駆けつけた時
私は彼と一緒にいて


凄い驚いた表情で
「なんで?!
 なんでママがそこにいるのよ!」
って、言った。


凍りついた私達は
多分、そのまま凍ってしまった。


そして、二度目に駆けつけた時は
もっと最悪で・・・