miyuはお腹に手をあてて
ベッドにひっくり返った。


涙なんて出てこない。

わたしは過去にしか生きてない。


あれから
人生は変わってしまった。


多分、彼には会わない。


同じ世界にいる訳じゃないから


彼とmiyuをつなぐのは
この光る小さな画面だけ・・・


ずっと永遠に繫がれる気もするし
すぐに切れちゃう気もする。


もうどっちだっていいんだ。

私は、あの日死んだから。


でもそれを彼は知らない。

そんなことも知らないなんて

ほんと、笑える・・・