決められた薬を飲んで

この世から逃避すると

同じ爆弾を抱えたロボット達が
集まってくる。


最初は
その存在を知らないで
生きていた。


でも今は
すぐに判別できるようになった。

隠していてもわかる。

「ああ、この人もだ・・」

と以心伝心。


言葉はさしていらない。


マイノリティーだから
わかりやすいのだ。


でもその数は年々増えている。


それに
医者が勝手に小難しい病名とやらを
つけているだけの話だ。

当人達にとっては
どうだっていい。

同情もいらないし・・