とりあえず気を取り直して・・・・



入部届とプロフィールを書く紙を

1人1人に配布してなんとか仕事おわりっ!



「じゃあ説明はこれで!解散っ♪」



やっぱ年下かわいいね!!

まだ新入生って感じがとても!!

弄りがいのありそうな子いるかな・・・



てゆうかあの子!!たっくんに似てる!

あ、たっくんはシュンくんの親友ね。

あの子の親友シュンくん似だったりしてぇ~///



もう自分自身の世界にいる。

私の妄想は誰にも邪魔できな「あの」



う・そ・だ・ろ・?!

邪魔されたよ邪魔!!!!

こんなの生まれて初めて!!


くるっと回ってそいつの方を向く。


私が睨みつけたせいか、新入生は

「えっ」と言って困った顔をした。



「お主は誰じゃ?!」


「1年2組14番佐野佳介(さのけいすけ)」


他の新入生は怪しそうに私と佐野佳介を見つめる。



「佐野佳介ですか。そうですか。」

「そうです、佐野佳介です。」


「んで、けーちゃん、ご用件は?」