「猛が亡くなってから、一年たつんだ…。長かったな、猛がいなくなって、海と陸がいなくなって、泰輝と離れてしまった… 寂しい一年」 静玖先輩は猛の墓に、花を供えながら呟く でも、本当に、長くて、辛くて、悲しい一年だった。