次の日、
朝の部活はサボった
走る気にもなれず、ボール拾いも面倒でダサかったから
「お、どないしたの」
はよ、と手を挙げ声をかけてきたのは武内だった
武内とは前の席替えで隣になって以来、アドレスも交換して今では男子の中で一番仲が良い
「はよー。いや、コレ」
そう言って左手を見せる
「武内は?」
「俺~?」
彼もまた、右足を指差した
「あらら」
「馬鹿、大丈夫ーぐらい言えへんのかお前は」
朝の部活はサボった
走る気にもなれず、ボール拾いも面倒でダサかったから
「お、どないしたの」
はよ、と手を挙げ声をかけてきたのは武内だった
武内とは前の席替えで隣になって以来、アドレスも交換して今では男子の中で一番仲が良い
「はよー。いや、コレ」
そう言って左手を見せる
「武内は?」
「俺~?」
彼もまた、右足を指差した
「あらら」
「馬鹿、大丈夫ーぐらい言えへんのかお前は」