「ねぇっ、雪を…雪をみなかった!?」



「ごめん…みてない…。」



「あっ…結依みたよ。」



「どこで!?」


「なんか、ぼっーでしてて、みんなを…ね……踏み潰しなからっ…歩いてて…、途中で、転んだの。それで、走っていっちゃって…だから……たぶん、一階にいる…」



結依の話をきいて、呆気にとられた。



まさか、雪がみんなを踏み潰すなんて…



「と…とにかく、一階をみてみよう。」





俺達は一階ヘ降りた。