小さく折りたたまれた紙をつかむ。
ゆっくりあけると、
30って書いてあった。

黒板をみる。
なんか緊張する。





…おっ!!窓側じゃん。
しかも一番うしろ。
ラッキーかも。

そしたら、奈津たちの声がした。
「ウチ一番前だったわ」
「私かわんなかった〜」


うそっ!!


願いもむなしく、
奈津たちとは離れちゃった。