何分かして少し空き時間があったから
琢磨のもとへ行き少し休憩をしようとしていた


「琢磨ー疲れた・・・」

「いつも疲れすぎってかスタミナなさすぎ?」

そう言われると少しイラっとしながら
台所へ戻り料理を続けた


こういう生活がほとんどだった


琢磨は何か思い出したように

「樹里バイトしない?」

と言い出した

樹里はその頃親からの仕送りでなんとか
やりくりしていた
バイトをしようとしても時間が合わなかったり
給料や場所の問題などで出来ていなかった


「ん??バイト?どういうの?」

「俺の会社でコールセンター設けるんだって
 それでバイトできる子紹介してって言われててさ!
 俺もその新しい部署にうつるかもしらないし」

仕事でも琢磨の側にいれる
ただそれだけだった


「やる!!!」