「……………。」


無言のまま

蓮はあたしの手を取り

ホテルへと向かった。




部屋に着くなり


蓮はあたしをソファーへと

投げ飛ばした。



すると同時に

蓮はあたしを強く、強く

潰れるくらいに抱き締めた。



「好きだ。」


たった一言だったけど


あたしはすごく嬉しかった。