朝起きると

もうベッドに蓮はいなかった。



「…………蓮?………蓮?」


何回呼んでも

返事が無かったから


ベッドから出て

蓮を探した。







「蓮。蓮。」









あたしを一人にしないで。


蓮………………。








「おぉ。良い眺め♪」

振り向くと

蓮が上半身裸で立っていた。