しかし、ホッとしたのも束の間。 今度は亜子に、屋上に来るよう指示された。 凄く驚いたのは、私の下駄箱にキチンとした字体で手紙が書いてあったからだ。 意外と亜子も律儀な所があるんだなと思った。 『放課後屋上に』とだけだったが。 でも、この手紙がなければ私は変わっていなかったね。 弱いままだったね。