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午前だけの講義が終わり、私は紫乃ちゃんに誘われ近くのカフェテリアに来ていた

お昼時はいつも人が多いが、ゆったりとできるこの店の空間が私達はお気に入りだった


「……で、あれからどーよ?進展アリ?」

店員が注文を聞きに来て私はカフェラテとカプチーノを頼む

店員は畏まりましたと言ってニコリと微笑みキッチンへと消えていった

「あれから…って大して日にち経ってないんだけど」

「でも最近楽しそうにしてるじゃない」

カラン…とグラスに入った氷が揺れる

「それは…」

顔に出ていたのか…私は

それでも、目の前の友人は何かと鋭いから困ったものだ


程なくして頼んだカフェラテとカプチーノが来て、早く教えろと目で催促する紫乃ちゃんに苦笑すると、大まかに廣瀬さんの事について話した