ーーードカッ
バシッ!!
「きゃぁっ!!」
何この人達・・・
そう私はいきなり他のクラスの女子に呼び出しをくらわされた
その後に倉庫裏につれていかれて訳もわからず
殴られたり蹴られたりしている・・・
腕と足が痛いそれにほっぺも・・・
「きゃぁ!!じゃないわよ!!なれなれしく
和馬君にくっつかないでくれる?」
なんかこの人達誤解してない?
「あのっ・・「転入生だからっていい気にならないで
くれる?うざいんだけど」
「うざいからもう和馬君に近づくのやめて
よね!あんたじゃ和馬君とつりあわないんだよ」
わからない・・・なんなの・・・
ほんっと毎回そう・・・
転校するたんびになぜか学校1でモテる人に
囲まれる・・・もう・・・もう孤独になりたい
「うっ・・・はぁ・・・くっ」
やばいたくさん動きすぎたせいで心臓が・・・
意識が遠のいていく・・・
ーーードサッ
あたしは病気なんだから無理しちゃだめ・・・
そう無理しちゃだめだから・・・死ねば楽になる・・・
このまま死ねたらいいのにな・・・
もう・・・やだ・・・
ーーーピーポーピーポー
「・・い!」
「さ・・い!」
「さくらい!!」
「桜井!!」
「花梨ちゃん!」
「桜井さん!」
誰かがあたしを呼んでる・・・
誰だろう・・・
わかんないなぁ
「ん・・」
てゆうかあたし死んでなかったんだ・・・
ほんっと困る
ーーーガバッ
何!?
「花梨ちゃん・・・よかった」
「えっ?」
「えっ?じゃねーよ・・・このまま
起きなかったらどうしようかと思ったぜ」
「桜井お前いったい何があったんだ?」
「・・・」
言えないよ・・・他のクラスの人に意味もなく殴られて
動きまわりすぎて心臓に負担がかかったなんて
「その前になんで病気のコト言わなかったんだよ!!」
「だって・・・」
「だってなんだよ!!」
「だって!!皆に置いて行かれたくなかったんだもん!!
1人だけ違う勉強するなんてやだ!!
それに・・・皆に迷惑かけたくない・・・」
「迷惑なんてかかってねぇぞ?」
「へっ?」
「それに勉強くらいお前に合わせてやるからよ
俺も勉強できねぇから一緒に頑張ろうぜ
なぁ皆勉強くらいまたはじめからやってもいいだろ?」
「あったりまえじゃん!!」
「花梨ちゃんの頼みごとくらい全然
てゆうかいくらでも聞くよ!ねぇ?」
「おうよ!!!」
皆・・・どうしてあたしなんかのために・・・
ありがとう・・・ありがとう・・・・
「みん・・・な・・・あっ・・・ありがとう
ほん・・・とにあり・・がと」
「いいぜ」
「気にしなくていいよん♪」
そして私の新しい生活が始まろうとしていた・・・