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先輩ン家に行く前に、手土産を購入すべく店に入った。
一応御宅訪問なのでこのぐらいは気を使う。
支払いの最中にまた電話が鳴った。
「今、小銭出すのに忙しいんですけど。」
『ドコニイル。』
「はぁ。どこだってイイでしょ。どーせ、アンタ邪魔しにこれない、ん、だ・・・か・・・ら・・・」
ようやく摘んだ一円玉をチャリっと受け皿に置きながらウィンドウの外に視線を向けて、危うく叫びそうになった。
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