リサは泣き崩れる広夢をヨシヨシと慰めた。
「まーそいう事なら、真昼に協力してもらうのが一番手っとり早いんじゃない。」
ひそひそひそっと広夢に耳打ち
「ええっ」
と叫んで私に顔を向けた二人はまたヒソヒソと話しだした。
何やら相談を終え、広夢が私の前に立つ。
涙目の真っ赤な顔を俯けて
人差し指をモジモジ―――
て、乙女か己はっ!
「あの・・・真昼にお願いがあるんだけど、聞いてほ、欲しーナッ。」
かつての某グラドルのマネか知らんが、やるなら潔くヤル事をお勧めする。
(参謀の入れ知恵だとは思うが)
照れるからとってもザンネンな結果に
(しかも似てナイ)。