「だからちゃんと仕事して戻ってきなさーい。」 「おぅ!」 肩越しにヒラヒラ手を振るわたしにレージが顎を上げて応える。 付き合っても付き合わなくても多分このまま。 わたしたちはやっぱりわたしたちらしく この関係を続けていくんだろう。 本気でわたしを希うレージと 本気でレージを大切にするわたしと ―――ずっと、ずっとね。 Fin.