「なぁんだって、アンタが学校に居るのよ。今日仕事で早退したんでしょーが!」
「有り難く思え。オマエをこき使うために戻ってきてやったんだよ。つーわけで、これ運べ!」
レージが勝ち誇ったように鞄を突き出してきた。
これだけ?
コヤツはわたしをこき使うためだけに戻ってきたというのか・・・?
今すぐエクソシストになってコイツを退散してやりてぇぇぇ。
「エコエコアザラク。わたし本屋に寄るので~、キサマは大人しく闇に帰ればイイと思う。ザメラク。」
「誰が悪霊かっ。くっだらねぇ反抗すんな、下僕の分際で!」
「単なる幼馴染に戻してもらいたい。と切に願う。」
「生憎だがオレのモデル人生絶頂期なんでね♪」
氷河期を呼び恐竜を絶滅させた隕石よ、カモン!