あわあわするわたしにレージはぎゅうぎゅうしがみ付いて、ぽつぽつと弱気にしゃべりだした。
「わぁってんだよ・・・オレだって。・・・オマエがいなきゃダメんなんのくらい・・・。
本当は・・・どんな形でも、傍にいてくれれば・・・イイって・・・。」
まだ意識が曖昧なのか、まるで寝言のような独り事のような言葉。
だからそれがレージの本心なんだと思う。
まるで子供のようで
向けられる無心の信頼に胸がきゅんとする。
「けど。やっぱムリ。」
はいぃっ!?
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…