朝、レージの顔を見た時にヤバイと思った。 いや、実際には数日前から気付いてた。 アイツ、また無茶してんだ。 だけど本人も周りもそれに気付いてない。 レージを見詰めるわたしに気付いたリサがニヤニヤしながら聞いてきた。 『気になるの?』 『・・・別に。』