「早くっ!レージを支えて!」 ・・・は? ワケが分からず視線を持ち上げて、その時ようやく自分が膝を突いてる事に気付いた。 身体に力が入らず、制御不能で倒れて行くのを、多分沖野が支えたんだと思う。 なんでコイツの顔拝まなきゃなんねーかな・・・。 覗きこむ沖野の顔にそんな事を思いながら俺の意識は闇に落ちた。