「斗和~照と抜けていい?」



「照って…あぁその子か!いいぞ!!」



「照っ行こっ?」



「う、うん?」




あたしは、訳がわからないまま


紡技についていった。


そこは、さっきまでいた屋上だった。




「あのさ~照…斗和のことなんだけど…」



「うん?」



「世界NO.2の族で『夜龍』って知ってる?」



「うん、知ってるよ?」



「そこの初代総長が斗和で、今は引退して2代目がトップしてる。」




ん?


斗和って…あのイケメン教師、だよね?


世界NO.2の族『夜龍』の初代総長…