「殺人事件の疑いは晴れたけど違う疑いが出ちゃったんだね(笑」




ハハッ、と笑う少年




何者……?




「よぉし!
それの方は二課に任せる事にするか!」




二課の奴ら驚くぞぉ!と、ニヤニヤする東さん




「おぅ少年!ありがとうな!助かったぜ!」




バン、と肩を叩かれた少年




思ったより強く叩かれたらしくよろけていた。




「‥何、あのおっさん」




どうやらイラッと来たようである。




ごめんね




「えーっと‥君は?迷子……じゃないよなごめん。」




めっちゃ睨まれた。




「えと……じゃあ近親者でも…」



「アンタ、馬鹿?」




とんでもない罵詈雑言である。




「それだけで被疑者のアリバイ出してくると思ってんの?刑事の癖に鈍いなぁ。それだから未だに犯人もわかんないじゃん。」




もう心が折れてしまいそう。