ゆっくりと大翔って人の頭に乗る


「なんだこれ…」

大翔はゆっくりと私の方を見る。


それが私と大翔の出会いだった。



「これ…あんたの?」
「………………うん」
「入学式出ねぇの?」


答えるのが面倒臭くて首を斜めに傾けた

大翔はゆっくりと私の近くによる