お互い教室に戻ることも出来ず

僕たちはいつもの屋上の庭園に来ていた

「何で泣いてたの」

ってちいに聞くと

さっきの女の子の事を言うので僕は正直に全部話した

するとちいは

「ありがとう。誰が見てもステキな先輩が私にヤキモチ妬いてくれたなんて…」

「当たり前だろ。僕はちいの彼氏だよ」

「違うよ先輩。彼氏よりも先輩は私にとってサイコーの愛しの王子様だもん!!…………………………………あぁぁぁぁ~っ」

ってちいが突然叫ぶからどうした?って聞くと

僕に耳打ちして何で生駒順にめちゃくちゃかわいい笑顔を向けたのかを話した