なので正直言って授業中、寝てたら相当やばい。

午前中の授業が終わり、私と沙耶は食堂へ向かう。

人混みが嫌いな私はいつもお弁当持参で
それにあわせて沙耶もお弁当をいつもは
持ってきて人の少ない教室で食べるのが…

でも今日は沙耶がお弁当を忘れた為に
食堂へ…


やっぱりすごい人…
嫌だ…
気分悪くなる…


「実空?」
前のほうから愛しい声が聞こえた。

「優ちゃんー(泣)」

「なに泣いてんだよー(笑)あっちに昂いるから
そっち先に行ってたら?」


「うんー(泣)」


私は昂貴のいるとこに座った。

昂貴は携帯をいじいじしていたが
驚いて


「は?なんで実空がいるんだよ!」

「だって沙耶がお弁当忘れたのー↓」

「だからってここくんなよ。」

「優ちゃんが行ってなーって言ってくれたんだもん。」


「そうそう!たまには皆でご飯もいいじゃん。」
優ちゃんはカレーライスを持ってそういった。

「実空は?ご飯。」

「私はお弁当あるし。」

「もしかしてそれ実空の手作り?」

「うん。」

「実空、料理上手だもんなー!」

「そんな事ないよー。」

しばらくすると沙耶も来たから
私はお弁当を開ける。

「うわあー!やっぱうまそー!」
優ちゃんは目を輝かせて私のお弁当を
覗く。