私は家へ帰った。

「はぁ…。」

お母さんは出掛けていていなかった。

テレビを付けてソファに座り、リボンを取った。

ーピンポーンー

誰だよ。

「はーい。」

玄関をあけた。

「実空ちゃんこんにちわ。」

そこには柚奈さんの姿が……

「なんですか?」

「私ね?考えたの。優の側に私が居ていいのかどうか…優に迷惑かけてるって分かってるし、私といて優はつらいって分かってる。でもね?私には優しかいないの。」

「……なら別にいいんじゃないですか?私には関係ないんで。」

「あのさ!実空ちゃんって優の事好きなんでしょ?」

「え?………」

「見てたらわかる。実空ちゃんといるほうが優は楽しいだろうとか幸せになれるだろうとかいろいろ考えたけど……私には優が必要なの。」

「私には彼氏います。なので優ちゃんのことなんてなんとも思ってないです。」

そう言い、ドアをしめた。

しばらくするとお母さんも帰ってきて私は寝た。

それから2日後。

あれきり優ちゃんを見ていない。

昂は友達ん家にいるからしらないって言うし……

心配したくなくても心配してしまう。

ーブーブー♪ー

携帯のバイブが鳴る。

【実空、】

優ちゃんからだ。

文はそれだけ。