ープルプルーっ♪ー

「はい、実空どうした?」

「優ちゃん!助けて!怖いよ!」

でもその後男達に電話を切られて電話をとられた。 

「返してよ!」

「いやーだね♪(笑)」

怖い…怖すぎる。

「こいつびびってる♪かーわいー♪」

「やめてよ(泣)」

「やめろよ!」

誰かが私を引っ張った。

「……?!昂、なんで?」

「てめえ誰なんだよ。」

男達の顔つきはさっきと変わっていた。

「俺か?俺はこいつの彼氏だ。」

え……昂?

男達は舌打ちをしてどこかへ行ってしまった。

「……(泣)」
私は怖くて震えていた。

「実空大丈夫か?」

「なんで昂がいるの?」

「優が行けって…」

え、なんで優ちゃんが助けにきてくれないの?

「柚奈さんの親がさ、今捜索願まで出して探してるらしいから柚奈さんから離れられないみたい。」

だから…私のとこに昂を行かせたんだ。

私より柚奈さんなんだ。

「つか、お前あぶねーだろ?こんな時間に1人でうろうろしてたら…一応女なんだからさ。」

「ほっといてよ。昂には関係ない。」

昂に心配されたって嬉しくない。

突然落ちてしまっていた私の携帯が鳴り出した。

「はい。」