それから太一の彼女っていう日々が流れた。
周りの友達にもそれなりに祝福してもらって今日は2人きりで初デートです!

学校が終わって放課後、アタシは太一との待ち合わせ場所へ向かった。
太一はもう来ていた。

「よっ♪」

「学校お疲れ様」

「おう♪」

「どこ行くの?」

「俺ん家」

「そっか」

それからアタシ達は太一の家へと向かった。

「はい、おつかれ♪着いたぞ」

「え、あぁ、うん!おじゃましま〜す……」


太一の親は留守みたいで家には誰もいなかった。

太一の部屋に案内されたアタシは荷物を置いて座った。

太一は布団に入って音楽を聴いてる。

「薫ちゃん?横くる?」

太一は布団を半分めくって聞いてくる。

「うん……」