涼華と深夜の2時まで起きて恋バナをしてたけど仕事の疲れもあったせいか、アタシは眠ってしまった。
朝起きると涼華は居なくて机に手紙がおいてあった。
[楽しかった♪バイト行ってくるね]
涼華かからの手紙をアタシは引き出しに入れて、部屋を出た。
お母さんはアタシと同じく仕事で疲れていてソファーで眠ってしまっていた。
アタシはお母さんを起こさないようにそっと毛布をかけると部屋に戻って出掛ける仕度をした。
「行くか」
行き先は、成宮さんの働いているビデオ屋さん。
もちろんDVDを借りてあわよくば連絡先を聞くつもりだ。
成宮さんのことを考えると口角が上がるアタシ。
周りから見たらおかしな子だ。