「あ…」
アタシ、今けいちゃんの彼女なんだ…。
「別れたら?好きじゃないんでしょ?」
「うん。ねぇ、涼華?」
「なに?」
「泊まり来ない?」
「行かないと思う?」
「おもわな〜い♪」
「今から行くわ」
「うん」
そう言って電話を切ったアタシ達。
涼華とのお泊まり、何ヵ月ぶりだろう?
めっちゃ楽しみなんですけど♪
…って言うかけいちゃんと別れなきゃ。
けいちゃんに電話をかけたアタシ。
「薫?どした?」
「話…ある」
「おう…」
けいちゃんは気づいたのかな?
ううん。
最初から気づいてたんだ…
アタシ達に永遠の言葉が存在しないって…
ごめんねけいちゃん。
すべて話終わるとけいちゃんは泣いていた。
アタシって最低。