「ほんなら、お先や〜」
「おー」
放課後、さっさと生徒は帰ってく。
校門は川のように人が流れて行っている。
俺は坂本と別れてから、人の流れを逆走するように校内に入った。
俺のクラスはさっさと人が帰るため、ほとんど貸切状態。
そんな中、あいつは1人また勉強してるのかもしれない。
そう思って、教室を覗いてみると、あいつの席に誰かが座ってんのが見えた。
多分士。
目が悪いからそんなよく見えないが…。
1人勉強してる姿見る限り、士。
俺は教室にすぐ入るのを躊躇い、寄り道してから入ることにした。
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