「知花…。おめでとう。凄い羨ましいよ!幸せになってね?」
「翠…。うん。ありがとう…」
「知花…。おめでとう。よかったね…?」
「小夏…ありがと。」
私は今日の事を絶対忘れない。
沢山の人に祝福してもらったこの日を絶対に。
「小夏…よかったの?」
「え?何が?」
「好きだったんでしょ?湊君の事…」
「翠…知ってた…?」
「なぁんとなくね。」
「…知花じゃなかったら…きっと許せなかったと思う。どんな手を使ってでも湊君を渡さなかったよ。正直…最初は湊君に告白する為にこの班にきたんだよね…。」
「…そうだったんだ。」
「だけど…知花を知って知花が好きになっちゃった。本当の友達になりたい…とか考えちゃったんだよね…。だから…知花が幸せならそれでいい。」
「小夏はもう私達の友達だしね。私が小夏を慰めてあげる♪男の子紹介しよーか?」
「あはは。よろしく♪」