「おかえり、梨花。大丈夫?」

病室に戻ると、仕事を終えた涼ちゃんが優しい笑顔で迎えてくれた。

「うん・・・」

その時、あたしは気付いたんだ。
涼ちゃんと翔ちゃんに、こうして見守られてきてたってことに・・・

ありがとう・・・涼ちゃん・・・翔ちゃん・・・