それは・・・1時間前のこと・・・

「わぁ!キレイ!聡くん、すごくキレイだよ!ありがとう・・・」

ドライブした最後に、夜景を見に連れて行ってくれた聡くん。

あたしが喜んでるのを見て、優しい笑顔だった聡くんが、
「もう、そろそろ車に乗ろう。風邪ひくといけないから・・・」
そう言って、車に乗ったあたし達。

車に乗ってしばらくして、急に真剣な顔になった聡くん。

「りん・・・話があるんだ・・・」

「ん?話って何?」

そう聞いたあたしの耳に聞こえてきたのは、信じられない聡くんの言葉だった。